フリーランサーが仕事に取り組む姿勢について思うところ
受託業務をやっていると、当然ながら受注に至る場合とそうではない場合が出てきます。
要件の確認や見積もりの作成など諸々時間を使って最終的に受注に至らなかった場合、やはり落胆はするものです。
一人で仕事をしているフリーランサーなんかは特にですが、こういったとき、自分の何が悪かったのだろうか・・・、やっぱりフリーでやっていくのは無理かも・・・など、少し後ろ向きな気持ちになってしまうこともあると思います。
でも、そんなときは以下の点に目を向けると気持ちが前向きになると思います。
- ①相手の気持ちになって考えること
- ②得られたものに敏感になること
- ③チャンスに敏感になること
①相手の気持ちになって考えること
相手の気持ちになって考えると、”貴重な時間を使ったのは相手も同じ”という考えに至ると思います。
そしてそれは、自分自身に時間を使う価値があると考えてくれたからに他なりません。
そのように考えることで、受注に至ったか至らなかったかに関わらず、相手への感謝の気持ちを感じるようになります。
この感謝の気持ちこそが、前へ進んでゆく真の原動力となるのです。
自分を責めたり、相手を責めたりすることは解決にはなりませんから、まずは相手に感謝するという素直な気持ちを持つべきだと考えます。
②得られたものに敏感になること
仕事に取り組む上で、得られたものに敏感になることは、非常に重要なことだと思います。
そして、取引が成立するかしないかに関わらず、誰かと関わりを持つということは、貴重な情報を得られるよい機会です。
どんな人を相手にどんな事業をやっているのか、そこにはどんなニーズがあるのか、こういった情報は非常に価値があります。
接点のあった依頼者の事業には、積極的に興味を持ち、理解するように努力すべきです。
ここから得られる情報、経験、信頼は今後の自身の糧となってゆきます。
③チャンスに敏感になること
最後はチャンスに敏感になることです。
依頼者との接点を持つということは、それがすぐに受注につながらなかったとしてもチャンスには変わりがないのです。
重要なのはそのチャンスを理解して、どこまで積極的に関わることができるかです。
この段階で、依頼者の事業に深い理解を示せば、その時点で一歩前進をします。
依頼者が仕事を発注する場合、全く同じ能力を持った二人がいるとすれば、依頼者の事業にすでに理解のある方に仕事を依頼するだろうからです。
仕事を頼む相手に事業内容や依頼に至った背景や事情を理解してもらうという作業は、意外と面倒なものですからね。
また、できるだけ自分の持っている情報を提供し提案をすることで、自分の能力を知ってもらうこともできますので、そういったものも出し惜しみをしないことです。
そうすると、依頼者側も今回は別の人に頼むけれど、次回もう少し小さめな案件があれば頼んでみようか・・・となるわけです。
このように依頼者の立場にたって、中長期的な視点で取引を考えることが重要だと思います。
仕事がとれない・・・と気持ちが落ち込んでいるフリーランサーの方は是非参考にして頂けると幸いです。
得られなかったことに注目しすぎれば落胆しますが、得られたものに敏感になり、それを活かそうという姿勢で取り組むと前向きな気持ちをキープできます。
はじめての取引先と合うときも、心配よりもワクワクの方が大きくなってくるはずです。
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