リモートワーク(テレワーク)について考える
今回は「働き方改革」の方法のひとつである「リモートワーク」または「テレワーク」と呼ばれる勤務スタイルについて考えてみました。
※以下呼称は「リモートワーク」に統一します。
リモートワークの魅力
リモートワークというのは、わかりやすく言えば会社に出社せずに仕事をする働き方のことを言うようです。
よくよく考えてみれば、毎日会社に出勤する負担ってとても大きいですよね。
例えば毎日行き帰りの通勤に2時間かかる場合、年間休日の平均日数は120日と言われていますから、1年間で、
240日×2時間=480時間
22歳に入社して、定年65歳までの43年間勤務したとすれば、
480時間×43年間=20,640時間
実に20,000時間以上を移動に使うことになるわけです。
こうみると恐ろしいですよね。
もしも人生において有効活用できないこの時間を節約することができるとすれば、非常に素晴らしいと思いませんか?
リモートワークが可能な職種
但し、リモートワークというのはすべての業種で可能なわけではありません。
例えば、接客や施工といったその場所でしか行うことのできない物理的な仕事をリモートで行うことは現状難しいと言わざるをえません。
ですから、今のところリモートワークが有効なのはオフィスワークに限定されるのだろうと思います。
しかしながら、長時間の通勤に苦しむのは、都市部に集中する会社に郊外から出勤するような人たちが主になると思うので、やはり多くの人にとって有意義な改革になるのだろうと思われます。
リモートワークに弊害はある?
しかし、リモートワークってそんなに簡単に実現できるものでしょうか?
仮にリモートで行うことが可能な業種であったとしても、これまでオフィスで行っていた業務をそこから引き剥がすことはできるのでしょうか。
オフィスで隣にいることで会話が進んでいいアイディアが出ることだってありますし、教えながらの業務を考えるとやはりリモートでは限界があるように思います。
また、従業員のITリテラシーによってもパフォーマンスの上がる会社、下がる会社が出てきそうです。
いわゆるアナログ人間で、コミュニケーションツールを使いこなせない人にはかなり厳しい環境になりそうです。
メリットとデメリットのどちらが大きいか
このように現時点では弊害も考えられますが、総合的に見ればやはり意義の方が大きい改革のように思います。
ITリテラシーについて言えば、この先使いこなせない人材は減ってゆくでしょうし、職場でのコミュニケーションも、一般的な会社では就業時間中にそれほどしょっちゅう会話をしているわけではありません。
また、多くの人間がひとつの場所に長時間拘束されることによって生じる摩擦といったものもあります。
リモートワークというと生の人間関係がだんだん失われてゆく漠然とした危機感のようなものも感じるわけですが、直に会いたいときは会えばいいわけですし、必ずしも毎日同じ場所で仕事をする必要はないのだろうと思います。
ただ、自宅で作業となると、仕事に集中できる環境の人ばかりではないと思うので、やはりサテライトオフィスなどの設備は用意する必要が出てきそうです。
都市部より家賃の安い地方などにサテライトオフィスを作って、そこで何人かが働くというスタイルは都市部への人口集中も避けられますしよいのではないでしょうか。
まとめ
このように、リモートワークには現時点では弊害もありそうですが、いずれはそういった働き方ができる社会になることが理想のように思います。
自宅でのリモートワークやサテライトオフィスによって、地方にいながら国内の好きな企業に勤められるようになれば、職業選択の自由はより広がるでしょうし、「働くことで発生するコスト」もかなり抑えられるようになると思います。
地方に住む若者も増え、各地方が活性化し、独自の文化を形成してゆく場所も増えてくるかもしれません。
リモートワークがこれから世の中にどんな景色を作ってゆくのか、ちょっと楽しみですね。
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