納品物の追加対応(ゴールポストずらし)にはどこまで対応すべきか

制作を請け負って納品物の確認をしてもらう際、「修正」と「追加」が曖昧になってくる場合があります。

基本的には追加対応が発生する場合には見積りも追加となるのですが、付き合いもあるのである程度は臨機応変に対応をする制作者も少なくないのではないかと思います。

ただ、仕事である以上はある程度しっかりと線引きをすべきと思います。

追加対応をするということは、その仕事に対する責任が増えるということで、言ってみれば仕事に対する責任の「元本」が増えるようなものです。

もしその仕事に瑕疵があれば修正対応をしなければならなくなります。

見積り内の仕事に対して責任を持つことは当然ですが、親切心から無償で行った仕事について後に責任を求められても正直やりきれない思いがするのではないかと思います。

でもいざそのときになって「あれは本来見積り外の仕事なので・・・」なんていうのはなんか言い訳がましくて言いたくないですよね。

言ったとしても「ならそのときに言ってよ」と険悪なムードになることは想像がつきます。

ですから、無償でやるにしても事前にその旨は共有すべきです。

じゃないと極端な話ですが、最初はミニマムな仕様で安い見積りをとって後から追加をすれば安く仕事を頼める・・・ということになってしまいます。

追加対応をする際に「追加でお支払いをしますので金額を教えてください」というようなクライアントは既にそこの線引きを理解してくれているので安心です。

こういったクライアントの場合後にトラブルになるリスクが少ないので「いいですよ、それくらいなら無償でやりますよ。」ということができます。

一番怖いのは「修正」と「追加」を区別せずに当初の見積もりに入っていない要求をどんどん追加してくるような場合です。

ひとつやればあれもこれもになるので早いうちにしっかりと線引きをしておくようにすることをお勧めします。

その方が大きなトラブルにならずに適切な関係を維持できるだろうと思います。

あとは、基本的な見積りに余裕をもたせてある程度の追加対応を許容できるようにしておくのもひとつの方法です。

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