実践で使えるSEOライティングの基本と手順

当社では、現在、ライターさんの記事監修業務も担当をさせて頂いていますが、こういった業務を依頼されるというのは、つまり、多くのライターさんにSEOライティングの視点が欠けているからだと認識しています。

そこで今回は、ライターさん向けに、SEOライティングの基礎についてご紹介をしたいと思います。
 

SEOライティングとは

まず、SEOライティングとは何か?というところから説明をしたいと思います。

SEOライティングとは、あるウェブサイトにおいて、特定のキーワードで順位を上げるためのライティングと考えて頂ければよいかと思います。

例えば、「振動マシン」というキーワードで順位を上げるために記事が必要となる場合、このキーワードでウェブサイトの順位が上がる記事を提供しなければなりません。

この場合、自分の感性に任せた記事を制作するだけでは不十分で、しっかりとした調査の上根拠を示し、最適と思われる記事を提案しなければならないのです。
 

SEOライティングに必要な要素

SEOライティングに必要な要素は、ざっくりと言えばウェブマーケティングとなります。

つまり、対策すべき検索キーワードの月間検索ボリュームや競合状況、また、検索ユーザーのニーズなどの調査・分析が必要となります。

自分が書きたい記事や、クライアントが書いてほしい記事を書くのではなく、検索ユーザーが求めている記事を書くのですね。

自分がいま興味のあるキーワードを検索窓に入れてアクセスをしてくる読み手というのは、雑誌や広告で目についたものを読む読者層とは入り口が違いますから、当然記事のアプローチの仕方にも違いが出てくるということになります。
 

SEOライティングの基本的な流れ

それでは次にSEOライティングの基本的な流れについて説明してゆきたいと思います。
 

①目標の共有

まずは、当該依頼において、クライアントが何を目標としているかを明確にしましょう。

クライアントがキーワードを指定してくるケースもありますが、クライアント自身がそのキーワードに対して調査をしていないケースは往々にしてあります。

クライアントが目標としているのは、そのキーワードで上位に上がること自体ではなく、見込み客を集客して、何らかの成果につなげることにあるでしょう。

それは、販売かもしれませんし、問い合わせかもしれませんし、認知かもしれません。

最終目標を共有することで、提案すべきことも見えてくるはずです。
 

②ターゲットユーザーとニーズの確認

次に、今回の記事でリーチしたいターゲットユーザーとニーズについて確認をします。

例えば、「振動マシン」であれば、「自宅で手軽にダイエットをしたい層」などのターゲット像を設定するわけです。

このターゲット設定が本当に当たるか当たらないかは別として、こういった前提を事前にクライアントと共有することが大切なのです。

狙ったものが外れれば何が外れたかがわかりますが、そもそも狙っていないものであれば何が外れたかすらわかりません。

その記事が成功するかしないかわからない状態でクライアント側はリスクをとるわけですから、たとえ失敗しても得るものがあるように仕事を行う必要があるでしょう。
 

③キーワード選定

ターゲットユーザーが明確になったら、次にそのユーザーが検索しそうなキーワードについて調査をしてゆきます。

このキーワード選定はとても重要なステップです。

例えば、「振動マシン」で考えた場合に以下キーワードを思いついたとします。

  • ・「振動マシン おすすめ」
  • ・「自宅 ダイエット」

検索ボリュームは一旦考えないとして、販売を目的とした場合、どちらのキーワードが魅力的でしょうか?

おそらく「振動マシン おすすめ」の方が購入につながりやすいでしょう。

なぜなら、このキーワードはすでに振動マシンの購入を検討している層であるからです。

「自宅 ダイエット」であれば、サプリを探しているかもしれませんし、エクササイズの方法を探しているかもしれません。

つまり、効率的に見込み客を集客できるキーワードではないということです。

しかし、最初はここまで細かく考えずに、クライアントの知恵を借りて、思いつくキーワードをひたすら上げてゆきます。

そして、GoogleキーワードプランナーとSEO難易度チェックツールを使って、以下の情報を調べます。

  • ・月間検索回数
  • ・SEO難易度(上位表示する難しさ)

最も魅力的なのは、月間検索回数が多く、SEO難易度が低いキーワードですね。

ですが、一般的には月間検索回数とSEO難易度は比例しますので、現実的に上位を狙うことのできそうなキーワードを提案することになります。

※難易度の高いキーワードの場合、単体記事ではなくサイト全体で上位を目指す方針をとるのが無難です。

このようにして、キーワード設定が完了します。
 

④競合ページ調査とキーワードニーズの分析

次に狙ってゆく検索キーワードの検索結果上位ページを調べてゆきます。

これは検索キーワードのニーズを調べるためです。

検索エンジンは、検索ユーザーのニーズの高いものを上位に表示するはずですから、上位ページの傾向をつかめば、ユーザーニーズが見えてくるということになります。

ここは経験が必要な作業になりますが、上位ページのタイトルやコンテンツ内容から、共通点を探し出して、必要なコンテンツの傾向をつかみましょう。
 

⑤競合ページとの差別化の設定

競合ページと同じようなコンテンツを作っても、すでに上位にある競合ページを抜くことはできませんから、次には競合ページとの差別化を考えます。

これは、例えば検索結果のリンクが、競合ページと上下で並んだときにどちらをクリックしたくなるかという視点で考えるとよいかと思います。

例えば、競合ページに対して情報の鮮度が高いというだけで差別化になるかもしれません。

その場合は、タイトルに西暦を加えてあげるだけでも差別化になりえます。

もしくは、複数の競合ページの情報をこのページだけですべて網羅している、ということもひとつの差別化になるかもしれません。
 

⑥タイトル決め

ここまで決まった段階で、はじめて記事のタイトル決めを行います。

SEO対策において、キーワードを前の方にもってきた方がよいなどの情報がよくありますが、これが効くのはキーワードの競合度が比較的低いときか、または、接戦のときになるかと思います。

タイトルに関連キーワードが入らないのは論外ですが、キーワードを前に配置したいために文章として不自然になるくらいであれば、自然な文章になる方を選んだ方がよいでしょう。
 

⑦記事の構成決め

ライターさんの中には文章を書きながら構成を考える方がいますが、SEOライティングにおいて、これはNGです。

まずは、アウトラインを検討して、クライアントの了解を得た上で執筆しましょう。

SEOライティングにおいて、記事構成は非常に重要です。
 

⑧執筆

これだけのプロセスを経て、ようやく執筆となります。

執筆している中で、一部構成を変えたいときは、クライアントに構成の変更を提案しましょう。

執筆する中で、構成がまったく変わってしまうという場合、それは知識不足か事前の調査不足ですので、あまり知識がないテーマであれば、事前にしっかり情報収集を行うようにしましょう。
 

執筆が終わった後については、コーディング手法などもありますが、ここでは割愛します。

SEOライティングにおいて、見えない部分の業務ボリュームがとても多いことが理解できたのではないかと思います。

SEOライティングは、一般的なライティングに比べて単価が高いですが、多くのライターさん(私たちの経験上では約8割)がこのプロセスで挫折をしてしまいます。

しかし、集客向けの記事制作には、このプロセスがどうしても必要になるのです。
 

SEOライティングを覚えるメリット

ライターにとってSEOライティングを覚えるメリットは、提案型の受注ができるというところです。

では、提案型の業務のメリットはなんでしょうか?

  • ・直接受注できる
  • ・価格交渉ができる
  • ・自分のタイミングで受注できる
  • ・スケジュールに融通が効く

これはライターの仕事をしてゆく上で大きなメリットです。

提案ができるということは、新しい仕事を生み出すことができるということでです。
 

最後に

SEOライティングの基本的な流れと、SEOライティングを覚えるメリットについてご理解を頂けたでしょうか?

検索エンジンがコンテンツ重視になって以来、SEOライティングの需要は高まっていますが、実際にこれをこなすことができるライターさんというのはあまり多くはありません。

是非多くの方にトライしてみて頂ければと思います。
 

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