芸能人の擁護記事の裏にある「炎上対策ビジネス」の実態

不祥事を起こした芸能人に対して、急に「擁護する記事」や「過去の美談」がネット上に増えたと感じたことはありませんか?実は、その影には高額な報酬で動く「ネット風評被害対策業者」の存在があるかもしれません。

「不自然な擁護」の正体とは?

業者は、タレントや事務所から多額の契約金を受け取り、以下のような手法でネットの空気を変えようと画策します。

サクラによる投稿

複数のアカウントを使い、SNSやニュースのコメント欄に「もう許してあげよう」「叩きすぎ」といった声を書き込み、同調圧力を生む。

キュレーションサイトの量産

「〇〇が批判される本当の理由」「実は被害者だった?」といったタイトルの記事を大量に公開し、検索結果の1ページ目を自社コントロール下の記事で埋め尽くす(逆SEO対策)。

動画での印象操作

過去の切り抜き動画などを編集し、感動的なBGMを乗せてTikTokやYouTubeショートで拡散させる。

なぜこれが「危ない」のか?

一見、イメージ回復の手助けに見えますが、実は多くのリスクを孕んでいます。

火に油を注ぐ(二次炎上)

あまりに不自然な持ち上げは、ユーザーに「工作活動」を見抜かれ、さらに激しいバッシングを招く原因になります。

法的グレーゾーン

弁護士資格を持たない業者が「記事の削除交渉」を行うことは法律(弁護士法)に抵触する恐れがあります。

莫大なコストのしわ寄せ

対策費用は数百万円単位になることも。その資金がどこから出ているのか、その不透明さがさらなる不信感を生みます。

私たちが「見極める」ためのポイント

ネットの情報に踊らされないために、以下の点に注目してみてください。

タイミング

不祥事の直後に、示し合わせたように同じ内容の擁護記事が出始めていないか?

発信元

信頼できるメディアではなく、運営者情報の乏しい個人のまとめサイトや、開設したばかりのSNSアカウントではないか?

極端な二択

「叩くのは悪、擁護が正義」といった、感情的な二元論で煽っていないか?

まとめ

ネット上の「声」は、必ずしも民意とは限りません。業者が作り出した「偽りの空気」に惑わされず、情報の出所を冷静に見極める目を持つことが大切です。

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たーさん