隠しテキストスパムによる逆SEO?

上記、「タドワークス」と入力した際のGoogle検索結果ですが、見ての通り、全く関係のないサイトが大量にヒットします。

これらのサイトを実際に開くとページがなかったり、ページはあってもすでにページ内にヒットした内容のテキストは見つかりません。

おそらくですが一時的に大量のサイトに当サイト上の同じテキストを上げて検索エンジンに登録し、その後削除をしたため検索結果として残っているか、HTMLソース以外で動的にコンテンツを出力しているかでしょう。

もしこれをタドワークス自身が行っているとすれば、SEOスパムのためペナルティを受けることになります。

これはSEOを少しかじっている方ならば容易に想像できることでしょう。

ですので、推測するにこれはいわゆる逆SEOと呼ばれるものではないかと思われます。風評被害対策などでよく使われる手法ですね。(実際効果があるかは不明ですが)

今回見られる特徴としては、

  • ・ソース上に該当する記述がない
  • ・サーチコンソールで調べてもこれらのサイトからの被リンクは見当たらない
  • ・ページのキャッシュがない
  • ・すべてNAVERまとめ作成代行関連の文言がコピーされている

上記となります。

NAVERまとめ作成代行関連の文言ばかりがコピーされていることから、今回の逆SEOを実施した意図は、このサービスの当サイトページの検索順位を落としたいといった意図であることが伺えます。

ですが、実際には当サイトの該当ページがこれによって検索順位が落ちているということはないため(現在3位)現状ではそれほど効果がなさそうですね。

※該当コンテンツが検索エンジンにオリジナルと認識されているからでしょう。

さて、こういった場合に逆SEOを行っている主体の目処をつけるには、競合ページのサイト名で検索してみることが有効だろうと思います。

例えば、「ネイバーまとめ作成代行」の検索結果上位のサイト名でそれぞれ検索結果を見てゆき、タドワークスと同じような検索結果が表示されるサイトは被害者と思われます。

逆SEOを行っている主体は同じように検索しても検索結果にスパムは確認できないはずです。

こんな感じで大体目処はつけられるわけですね。

逆SEOの手法は、使用したサイトの評判を落とすだけで大した効果はありませんので、SEO対策を行う際は競合を落とそうとするのではなく、自社のサイトを充実させてゆくという視点で対策を行うことをお勧めします。

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