ココナラPRO認定制度の審査に出してみました

ココナラ出品者ランク

今年2月から正式に個人事業主となったことから、この度ココナラのPro認定なるものに申請をしてみました。

ココナラには、主に以下のようなランクが存在します。

ココナラ出品者ランク

レギュラー ・累積の有料販売件数1件以上
ブロンズ ・累積の有料販売件数10件以上
シルバー ・直近3ヶ月の有料販売件数10件以上
・直近3ヶ月の納品完了率80%以上
ゴールド ・直近3ヶ月の販売額5万円以上
・直近3ヶ月の納品完了率90%以上
・累積の平均評価4.8以上
プラチナ ・直近3ヶ月の販売額10万円以上
・直近3ヶ月の納品完了率90%以上
・累積の平均評価4.8以上
・本人確認済


 
このように、ランクが高いほど出品者の信頼度が上がるわけです。(ちなみにタドワークス代表のこの記事投稿時点での出品者ランクはプラチナとなります。)

そしてココナラにはこの出品者ランクとは別に「PRO認定」というものがあります。(できました)

今回はこの「PRO認定」に申請を出させて頂いたものとなります。
 

ココナラPRO認定制度とは

ココナラPro認定制度とは

以下、ココナラ内のPRO認定制度の説明を紹介します。

”ココナラ内外を問わず特定分野の「プロフェッショナル」として活躍されている方々を「PRO」として認定し、主にビジネスシーンでご利用されている方々とのマッチングを促進します。(https://coconala.com/pages/about_pro)”

ビジネスシーンということですので、要は個人間ではなく会社向けの出品を想定しているということかもしれませんね。

ただ、個人からの発注を制限するものではないと思います。
 

ココナラPRO認定制度のメリット

ココナラPRO認定の出品者側のメリットとしては、以下が挙げられます。

  • ・露出が多くなる(専用カテゴリーあり)
  • ・信用力が上がる
  • ・高額でも売れる

出品者側としては魅力的ですよね。

では、逆に発注者側にはどういったメリットがあるのでしょうか?

ココナラのPRO認定制度の説明ページを見ると、以下の点がメリットとして挙げられています。

  • ・ハイクオリティ
  • ・高い信頼性
  • ・優先サポート

しかしながら、これはプロであれば最低限必要なことであって、信頼性を求めるのであれば最初から専門の会社に直接お願いしてしまった方が間違いがない気もします。

また、もし本当にその業界の実力者であれば、ココナラに頼らなくても仕事は受注できるはずでは?というところも発注者目線では少し気にかかるところです。

思うに、ココナラのPRO認定者で本当に魅力的なのは、普段企業に勤める人が副業でココナラを行っているケースかもしれません。

この場合であれば、副業なわけですから、企業レベルのクオリティの仕事を格安で発注することができるので、発注者側にも大きなメリットがあるということができます。
 

ココナラPRO認定制度の審査基準

ココナラPRO認定者の信頼性を担保するには審査基準が非常に重要です。

ココナラの「PRO認定制度について」のページで書かれている審査基準は以下となります。

”主に「品質」「納期」「情報管理」の3つの観点で高い基準を満たしたサービスの出品者を認定しています。(https://coconala-support.zendesk.com/hc/ja/articles/360000466873)”

ココナラによるPRO認定制度の説明では、”ココナラ内外を問わず”という記載があるので、これは必ずしもココナラの出品者ランクを示したものではないと考えられます。

つまりこれまでココナラ内での実績はなくても、その業界での実績があれば認定対象になるということでしょう。

そうなると審査としては、ココナラ内での実績、ココナラ外での実績のふたつを総合して判断ということになるのだろうと思います。

気になるところは、審査においてどこがより重要視をされるのかというところです。
 

ということで実際に申請をしてみました

以下がココナラPRO認定制度のエントリーフォームです。

ココナラにログインすることなく申請ができるようです。

フォームで聞かれる項目を以下にリストアップします。

ココナラのご利用について

  • ・すでにココナラに会員登録をされていますか?

ココナラでの登録情報について

  • ・ココナラの「プロフィールURL」

エントリーされる方について(1)

  • ・お名前(or法人名)
  • ・連絡先メールアドレス
  • ・ご職業

エントリーされる方について(2)

  • ・ご経歴について
  • ・お取引実績について
  • ・今回エントリーされる領域で、「法人相手の取引経験」はありますか?
  • ・制作実績・ポートフォリオ
  • ・「認定サービス」として、出品予定のサービスについて
  • ・ココナラでは月あたり、どれくらいの案件数に対応することが可能ですか?
  • ・受賞歴・メディア掲載
  • ・保有している資格・検定
  • ・PR欄

今回はタドワークス代表として記入した内容はこんな感じ。

  • ・ココナラの出品者ランクはプラチナ
  • ・経歴はタドワークスの運営者情報ページにある通り
  • ・法人相手の取引は一部上場企業多数
  • ・制作実績・ポートフォリオはタドワークスのウェブサイトのものを記載
  • ・出品予定のサービスは現在出品しているものを記載
  • ・月あたり受注できる件数は3件程度(ウェブサイトからの受注がメインのため)
  • ・受賞歴・メディア掲載、資格・検定は未記載

気になるところは、ココナラで月に受けられる数が少ないことと、受賞歴・メディア掲載、資格・検定が未記載のことですね。

ただ、ココナラ内の受注件数については、プロとして需要が高い人ほど少なめにはなってくると思う(ココナラ外で仕事が来るのにわざわざ手数料を抜かれるココナラの案件獲得の優先度は上げないのでは?)ので、少ないからNGとなるとそもそもPRO認定者の質の低下につながる恐れはあると思います。
 

現在の結果

丸一年経過した2021年4月現在でも特に連絡はないので、おそらく不合格ということかと思います。

これくらいのでレベルだとココナラからプロ認定を貰うのは難しいということになると思いますので、プロ認定の申し込みの検討中の方はひとつのベンチマークとして参考にして頂ければと思います。

実力が不足していたという以外にも、何らかの受賞歴があったり、それなりのリソース(受注可能数)を確保できることもプロ認定を受ける上で重要な要素なのではないかというのが感想です。

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