Web制作において依頼者の言いなりになることが必ずしも誠実な姿勢ではないという話

Web制作というのはある程度専門的な仕事です。ですので、必ずしも依頼者の言いなりに仕事をすることがよい成果物を提供することにはつながりません。

例えば、Webデザインにおいて依頼者が極端に視認性が悪いほどフォントを小さくしたいと言った場合、これは明らかにユーザビリティを損ないますし、Googleの検索エンジンからしてもマイナス評価をされることになります。

このときWeb制作者としてどういった対応をするのが誠実でしょうか?

タドワークスとしては、この事実とともにお勧めできない旨をしっかりと伝えるのが誠実な制作者だと思います。最終的な意思決定は依頼者側で行うためそこは尊重するほかありませんが、そのデメリットを認識してもらった上で意思決定をしてもらう必要があると考えています。(じゃないと後に「知らなかった」「なんで早く言ってくれなかったのか」というクレームに繋がる恐れがあります)

ただデメリットを伝えた際、稀に、デメリットは許容できないが言われた通りにしてほしいという難しいリクエストを頂く場合もありますが、こういった場合は残念ながら早めにお断りをした方がよいかもしれません。できる限り要望に近づける努力はすべきですが、構造上両立できないような要望を満たすことはできませんし、これが後のトラブルに発展してしまう恐れもあります。

プロであればどんな要望も完璧に満たすことができるかといえばそんなはずもなく、無理なものは無理ですので、そのことを事前にしっかりと伝えた上で選択をしていただくというのが現実的な進め方ということになります。

依頼者様側は、制作過程でいろいろと願望が出てくる気持ちもわかるのですが、そういったときは、Webサイトを作るにあたって”自分の好みを実現したい”のか、”成果が得られるWebサイトを作りたい”のかといった、目的に一度立ち返ってみるとよいかと思います。

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