大規模サイトのSEO対策について
今回は、大規模サイトのSEO対策について少し書いてみたいと思います。
通常のウェブサイト(ホームページ)の場合、それほどページ数が膨大になることはないので直面するまでわからないのですが、システムでページを自動生成するような数十万ページに及ぶウェブサイト(ウェブサービス)になってくると、SEO対策を行う上で、あらゆる問題に遭遇することになります。
まず、サーチコンソールを使ってページを手動登録することは現実的なオペレーションではなくなってきますし、サイトマップ(sitemap.xml)を登録したくても、件数が多すぎて弾かれてしまいます…。
しかしながら、そのまま放置しておいてもすべてのページがインデックスされることは期待できません。
さて、こういった場合のSEO対策はどうしたらよいのでしょうか?
こういった大規模なウェブサービスのSEO対策で重要になってくるのは、内部リンクの構成を工夫することです。
例えば、詳細ページ内に複数の関連ページへのリンクを出力する仕様を導入したりするような工夫が必要です。
検索エンジンが、インデックスされたページを辿って、さらに別のページを巡回してインデックスするような流れを作り出さないといけないのです。
こういった内部リンク設計を適切に行うことによって、少しづつではあってもインデックスページが増え、アクセスが増えるサービスを作れるようになります。