ココナラで後発出品者がサービスを売るコツ

私がココナラでサービスを出品しはじめたのは2016年1月でしたので、この記事を書いている時点でおおよそ4年半になります。

当時はまだワンコイン(500円)での出品しかできない時期で、競合出品者もそれほど多くない時代でした。それからほどなくして500円以上の金額でもサービスを出品できるようになり、さらにココナラがテレビCMを打ったこと、また、コロナ禍の自粛生活も手伝って、依頼者、出品者ともに急増するに至りました。

これだけ出品者が増えると後発でサービスを売るというのはなかなか大変なことで、しっかりと戦略を立ててサービスを出してゆかないと埋もれたままになってしまいます。

そこで今回はこれからココナラをはじめようとしている方、サービスを出品してみたけれどまったく反応がないという方に向けて、サービスを売るコツについてご紹介してみたいと思います。
 

ココナラで出品サービスを売るコツ

まずは露出を上げること

まず、これは当然のことですが出品したサービスが露出されなければそもそもそのサービスが認知されないわけですから売れるわけがありません。

ですからまずサービスを露出することを考えていかなければなりません。

サービスの露出を上げるために必要なのは、まずはカテゴリーページで1ページ目に表示されることです。

ココナラのカテゴリーページはデフォルトでは「おすすめ順」となっていますが、このおすすめ順の基準は、

”サービスごとに内容の充実度や購入者の満足度を計算して、スコアが高いもの(https://coconala-support.zendesk.com/hc/ja/articles/218118288-%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%8E%B2%E8%BC%89%E9%A0%86%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6)”

となっています。

詳しいロジックは不明ですが、おそらく関係してくる要素は、

  • ①評価点数
  • ②評価数
  • ③購入者数
  • ④出品者のランク
  • ⑤価格設定
  • ⑥タイトルの適合性
  • ⑦サービス説明の充実度

上記のようなところだろうと思います。

①~④はまずサービスが売れないことにはどうしようもないですから、最初は⑤~⑦をしっかりと吟味してゆくとよいでしょう。
 

サービス内容を作るときのコツ

それではサービスを作るときに私が気を付けていることを以下に箇条書きでまとめます。

  • ・競合サービスに対する優位性を設ける
  • ・信用を担保する内容を入れる
  • ・サービスの特徴をわかりやすく伝える
  • ・サービス内容を具体的に伝える
  • ・サービス提供の流れを入れる
  • ・サムネイルを目立たせる

競合サービスが多い場合、優位性の設計は非常に重要です。

同じようなサービスが複数ある場合実績のあるサービスにはなかなか勝つことはできませんから、サービスに求められるニーズをしっかりと分析し、一部のニーズへの特化度を上げることで優位性を確保します。

そしてそれをサービス内容(サムネイル画像、タイトル、本文)にわかりやすく盛り込む必要があります。

信用の担保については、評価がない状態では弱いですが、自分の持っているスキルや仕事への姿勢をしっかりとアピールすることで代替することが可能です。

また、サービス内容が漠然としていると「本当に大丈夫なのかな?」と不安を与えますので、具体的に何を成果物として提供するのか、また、どのようなフローで提供するのか、依頼者ができるだけ具体的にイメージできるように書くことが大事です。

サムネイルに関してはできるだけ目立ち、伝わるようなものを作るように心がけましょう。

一覧に並ぶサムネイル画像は決して大きくありませんので、その画像内に情報をたくさん詰め込むと必然的に文字が小さくなり情報が伝わらなくなります。

詳細はクリックしてみればよいのですから、サムネイル画像はまず目について趣旨が一瞬でわかることを優先するとよいと思います。
 

評価を積み上げる方法

ココナラでサービスを売るためには、どうしても評価や実績を積み上げる必要があります。

でも売れなければ評価をされることもありませんので、この壁を超えるのが最初の難関となります。

最初にサービスを売る方法としては以下のような方法が考えられます。

  • ・小規模案件からはじめる
  • ・ココナラ外からの集客を行う(SNS等)
  • ・知人に頼んでサービスを購入してもらう

まずはココナラランクを上げるために比較的小規模な案件を安く受けるところからはじめるのがよいと思います。

大規模案件を安く提供するというのは一見売れそうに思うかもしれませんが、意外と売れないので要注意です。

例えばホームページ制作をキャンペーン価格500円で出品したとします。

500円なら失敗しても金銭的なリスクは低いわけですが、依頼者側が受ける損失は対価だけではないのです。

その制作を行う上で要するディレクション工数や機密情報を教えるリスクなども考えるでしょう。

ですので、依頼者側にこういったリスクを与えないような小規模案件を安く請け負って評価を獲得し、ココナラランクを上げてゆくのが正攻法でしょう。

あとはSNSなどココナラ外で独自に集客して購入してもらうという手もあります。フォロワーの多い人であれば比較的早くココナラランクを上げられるはずです。

また、最終手段として、知人に購入してもらって評価を書いてもらうという方法もありますが、これはあまり感心できる方法ではありません。やっている出品者さんは結構いると思いますが・・・。倫理的な観点からはあまりお勧めできる方法ではありません。
 

サービスページのSEOを意識しよう

サービスページへの流入は必ずしもココナラ内には限りません。GoogleやYahooといった一般的な検索エンジンからの流入も見込めます。

ですから、サービスページはしっかりとSEO対策も考慮しましょう。

例えばサービスページが「LP制作」でGoogleの検索結果上位に来れば、ココナラ内の露出が低くてもサービスが購入される可能性は高まります。

現在のココナラはスキル関連キーワードに関してドメインが高く評価されているでしょうから、このドメイン上に記事を出せるというのはSEO上大きな強みです。

ココナラ内の小競り合いだけにとらわれず、SEOという視点でも集客を考えるとよいでしょう。
 

まとめ

ココナラもだいぶ出品者が増えてきましたが、よいサービスを作れば今からでも参入して成功できるやり方はあります。

はじめてはみたけどサービスが埋もれて話にならない・・・そんな風に諦めてしまっている人はこちらを参考に実績を積み上げていって頂ければと思います。
 

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