何かを諦めることが成長を加速するという話

若い頃というのはやってみたいことがたくさんあって自分の進むべき方向性というのがなかなか定まらないものです。

いろんなことに手を出してみてはまた他が気になって別のことをやってみる・・・そうやって自分に本当に合うものを見つけようとするのですが、実際のところ他の何よりもこれが自分に向いているなんてものはそうそう見つかるものではありません。

ですから、多くの場合自分の進むべき方向を定めるには何かを諦めること、つまり「決断」が必要になるのだと思います。

そしてこの決断を後押しするのは多くの場合環境にそれを求められる場合が多いのではないかと思います。

ある能力が認められて周りの人にそれを求められるようになるとだんだんとそれに関わる時間が増えることになります。そしてそれは相対的に他のことをする時間がなくなることになりますから、他の可能性を諦めるということにつながるわけです。

それによって能力は急速に向上し、またその分野の本当の面白さというものが見えてくるわけです。

不思議なことに人間というのは自分が本当に持っている才覚を才覚として認識しないことが多いものです。おそらくそれはその人が才覚を持っている対象をいとも簡単にできすぎるため、自分でそれを才覚として認識しづらいからではないかと思います。

そしてこれが人が自分が持っている才覚とは別のものを追い求めたり、見かけと中身が逆になりやすいからくりではないかと考えています。

また一方で、年齢によってできることが限られるということも十分成長のきっかけになりえるだろうと思います。

体力や残された時間も少ないわけですから他のものを諦めて方向性を定めるしかないわけですが、これは決してネガティブにとらえる必要はなく、成長の入口だとポジティブにとらえるべきだろうと思います。

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