フリーランスは打ち合わせの料金を請求してもいい?

今回はフリーランスになったばかりでこれから仕事をとってゆこうという方に向けて、打ち合わせの料金は請求してもよいのかどうか・・・について少し考えてみたいと思います。

タドワークスで言いますと基本的には打ち合わせの料金は案件の請求費用に含める形にしています。交通費についてはほとんどがリモートで打ち合わせを行うことと、また、打ち合わせ可能範囲を予め限定することでリスク管理をしています。

この場合、打ち合わせの結果最終的に受注に至らなければ打ち合わせにかけた工数は(短期的な視点で見れば)無駄となる可能性がありますが、打ち合わせ自体に料金がかかるのであれば逆に発注側がそのリスクを負うことになります。

打ち合わせをしなければそもそも受注には至らないことを考えると、受注側がある程度のリスクを負うことは覚悟をすべきだろうと思います。特に最初の頃は売上にならなくても積極的に人と接点を作るのが重要ですから。

ネット上でもこういった議論がされているので、いくつかかいつまんで紹介してみたいと思います。「打ち合わせ料金は請求していますか?」という問いに対する回答者の答えです。
 

請求しない派

  • ●交通費まで全部自腹
  • ●打ち合わせの内容を濃縮し一回で終わらせる

請求する派

  • ●プロジェクトの規模で判断する
  • ●交通費は大抵先方が出してくれる
  • ●その他の請求に含めている
  • ●~回以上は請求としている

とこんな感じになります。

これらも踏まえて考えると、

  • ●打ち合わせ料金は費用総額に含める
  • ●要点をまとめ無駄な打ち合わせをできるだけ減らす

というのがよい気がします。

ただ注意しないといけないのは、具体的な依頼要件のない「相談」です。

  • ●~のやり方を教えてほしい
  • ●こんなことをやりたいのでアドバイスがほしい

こういった相談を毎回無償で対応しているとキリがありません。

最初の接点作りの範囲ではよいですが、これが常態化してしまうのは健全ではありません。

「相談」と「打ち合わせ」はまったく別もので、相談に対して調査やレクチャーを行うことはそれ自体が立派な業務ですのでここは混同させないよう注意が必要です。(相談でアイディアやメソッドを取得して発注自体は単価の安い別のフリーランスにされるとこれは事業に支障をきたしてしまいます。)

継続的に相談が発生する場合には、コンサルティングという名目で月額費用を発生させるのがよいと思います。そうすれば、こちらとしてもそこに工数を割くことができますし、それに伴ういくらかのリスクも吸収することができます。

では「相談」と「打ち合わせ」をどういった線引きで行えばよいかですが、これは、

  • ●要件が明確かどうか
  • ●発注の意志があるかどうか

上記二点がポイントになるのではないかなと思います。

発注する前提で問合せをしてくる方は大抵、ファーストコンタクトで「現在ホームページのリニューアルを考えているのですが~」「既存ホームページの集客のために記事の発注を検討しているのですが~」といった依頼の目的をまず伝えてきます。

一方、「電話で話をしたいのですがご都合よい時間を教えてください」「ワードプレスでこんなエラーが出ているのですがどうすればよいですか」など依頼の目的が明確でないものは要注意となります。

ヒアリングに時間をかけた結果全く仕事につながらないまま終わったり、曖昧な内容をこちらで具体化して提案に落とし込んでも結果的に費用がかかるのを嫌って終わってしまうことが少なくありません。

状況を把握して施策まで昇華させるというのはなかなか重たい作業になりますので、こういったケースが増えるとフリーランスの場合労働生産性が著しく下がる結果となります

いつも誰かの相談に乗っていて気付くと全く売上につながっていないなどですね。これは避けなければなりません。

フリーランスになるとメインの業務以外にもこういった交渉事に関する課題にも対応してゆかなければなりませんから、こういったところを予めルール化しておくことは不可欠になってくるかと思います。

もし参考になれば幸いです。

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