検索順位が下がったときの確認事項と対応方法
突然検索順位が下がったとき、まず確認すべき点は自身のサイトに何らかのミスがないかです。
直近でサイト内に変更を加えた場合にはそこを疑うとよいでしょう。
例えば、ページのタイトルを変えたとか、コンテンツ構成を変えたとか、ページを一時的にnoindexにしたまま外すのを忘れていたなんていうケースもあります。
まずはそういった心あたりがないかを確認してください。
もし心あたりがない場合は、外部環境の確認を行います。外部環境の変化による順位変動として上げられるのは以下のようなケースです。
Googleアルゴリズム更新
Googleアルゴリズムのアップデートに伴いウェブページの評価基準が変わることで大きな順位変動が起こることがあります。
Googleアルゴリズム更新には主に下記があります。
②スパム行為やガイドライン違反をしているページの順位を下げる
Google Search Consoleの順位下降タイミングとアップデートタイミングが一致していればアップデートによる順位下降である可能性が濃厚です。
アップデート情報をチェックして自社サイトで評価が落ちる要因がないか調べましょう。
ただ、アップデート直後は一時的に順位が不安定になるケースもあるため、明確な原因が特定できない限りはしばらくの間様子を見ることをお勧めします。
安易な対症療法をすぐに実施してしまうと原因がどんどん不明確になっていってしまいます。
本来は「順位を上げるためにコンテンツを作る」のではなく「よいコンテンツがあるから順位が上がる」が正しい姿ですから、自社サイトのコンテンツ内容に自信があるならばそれを信じるということも必要かと思います。
競合ページの台頭
競合ページの台頭も自社ページの順位を下げる要因のひとつです。
主要キーワードの検索結果上位のページの状況は定期的にチェックし、以下の情報を記録しておくようにするとよいでしょう。
- ・順位
- ・ページタイトル
- ・ディスクリプション
- ・コンテンツ構成
そうすれば、競合ページに抜かれたとか、新しいページが順位を上げてきたなどの状況を把握できるようになります。
その際に競合ページがどういった点で評価されたかを分析し、自社ページに活かすことができます。
検索順位が落ちたとき焦る気持ちはわかりますが、まずは落ち着いて冷静に状況を把握するようにしましょう。