はじめての仕事に挑戦するときに必要なマインドセット

これは仕事をしていると必ずぶつかることですが、はじめてのことに挑戦するときというのは何からはじめればよいかわからずただただ茫然としてしまいがちなのではないかと思います。手がつけられずに止まってしまうという状況ですね。

ですからせっかく誰かにお願いをされても「できません」ということになります。でもせっかくお願いをされたのであれば応えたいですよね。

こういった実績のない仕事をする際には相手への損害を最小限に抑えつつ協力できる方法を見出すのがよいと思います。例えば、対象とする業務を絞りこんで無償で対応するなどですね。

最初からできませんと断っていたのではその業務に関する実績は永遠にできませんから、こういったチャンスは逃さずに少しでも関わりを持つべきだろうと思います。

また、はじめての仕事を行う際にはほとんどわからない状態からはじまりますので、まず何がわからないのかを明確にする作業をしなくてはなりません。

その仕事がどういった要素で組み立てられていて、どういった順序で行うべきなのか、何を準備すればよいのか。その要素の中で今自分ができることとできないことはなんなのか、こういった点をしっかり洗い出してひとつひとつの要素をつぶしてゆくのです。

こうすることで漠然とした何かと睨み合いをしている状態からはまず抜け出すことができて、仕事が動き出すことになります。

要素を細かく分解して考えれば漠然と「できない」という状態から、ある程度できる見通しが立ってくるものです。

山登りをするときも最初から山の頂上を見上げれば自信をなくしますが、ルートを決めて細かく目標を立てればできるという自信につながるのと同じことだろうと思います。

漠然とした状態で「できない」と言うのと、対象をよく知った上で「やらない」のとは意味が違います。前者には得るものはありませんが後者には得るものがあります。

そしてこういったマインドを持つことではじめてのことに関わるリスクをとることができるようになるものと思います。

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