レベニューシェアで事業を行う際に注意すべき視点

誰かの事業に協力をするとき、仕事を受けてその対価をもらう単純な受託型の他に、レベニューシェアという契約方法があります。

レベニューシェアとは、”パートナーとして提携し、リスクを共有しながら、相互の協力で生み出した利益をあらかじめ決めておいた配分率で分け合うこと(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A2)”です。

資金が潤沢にあれば事業に必要な人件費を初期投資として支払うことも可能ですが、成功するかどうかわからない事業に多額の初期投資を行うのはリスクが高い面があります。

そこで成功した場合の利益を還元し、失敗した場合にはそのリスクも共有するレベニューシェアという契約形態は新規事業を行う際にとても便利な方式と言えます。

しかしながらレベニューシェアで協業をする場合には相手を選ぶことがとても重要になります。何故なら失敗したときのリスクを共有するからです。

信頼できなかったり、能力的に失敗する確率が高そうな相手の場合にはレベニューシェアはとても危険です。また、こちらの意見をまったく聞いてくれないワンマンな相手もダメですね。

リスクを共有する以上はお互いを尊重し、しっかりとしたコミュニケーションをとれる関係でなければいけません。

基本的には、

  • 相手が事業に不可欠な、自分にない能力を有している
  • 信頼できる(約束を守れる)人間である

上記二点は不可欠な要素になるものと思います。

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