メタバースプラットフォームの選び方

今回は企業がメタバースプラットフォームを利用する際の選び方についてお話してみたいと思います。

現在メタバースプラットフォームには大きく分けてビジネス向け、エンターテイメント向けの二種類があります。そしてそのそれぞれでユーザー層が異なります。

ClusterやVARK等はVTuberのライブなどエンターテイメント寄りですし、DoorやVketCloudは展示会などビジネス寄りの展開がされているように思います。もちろんこう綺麗に分けることはできないのですが、概ねこういった傾向があるように思います。

ですから、まずはメタバースプラットフォームを利用する目的を考えて、適したプラットフォームを選択するのがよいと思います。

企業の認知を広めたいということであれば、有名なVTuerさんなんかを起用して~主催のライブイベントなんかを開催してみるのもよいかもしれないですし、販促をしたいということであればビジネス層の多いプラットフォームで展示会などを行ってみると効果的ではないでしょうか。

メタバースは現在まだまだざっくりしていてプラットフォーム間の違いというのがわかりづらいかもしれませんが、徐々に細分化が進んでいっている状況のように思います。

行政なんかは流行りに乗せられてとにかく有名なバーチャルタレントとコラボしようという発想をしがちのようですが、現状まだメタバースの世界の住人は特殊な嗜好を持った層が多いということを忘れてはいけません。

どちらかといえばアニメやゲームの二次創作の流れで集まっているクリエイターが多い印象です。

例えばですが、著作権がグレーなキャラクター、幼児性の高いキャラクター、過度な露出を伴うキャラクターなんかが横行している状態で、その世界の中で人気のあるものが一般社会に受け入れられるかといえばそうではないと思います。

メタバースの文化に触れることはとても重要ですが、現時点はユーザー層に偏りが存在することを理解して、その文化に傾倒することなく活用する必要があるかと思います。

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