メタバースプラットフォームのデバイス対応について
メタバースプラットフォームのデバイス対応を考える際、そのデバイスの利用者人口を考慮することはとても重要ですが、実際のところはそう単純でもありません。
例えばですが全体の8割がスマートフォン利用だとして、じゃあPCよりもスマートフォンの機能を充実すべきかというとそうとも限らないのです。
メタバースを利用していると体験としての価値はPCに感じているものの、出先でもコミュニケーションだけとるためにスマホでアクセスするということが出てきます。
スマートフォンはそのアクセス性のよさから利用頻度は高まるわけですが、だからといってPCを疎かにするとその途端プラットフォームとしての魅力が激減してしまうといったことが考えられます。
VRでも同様のことが言えます。
またユーザー間の関係性についても考慮が必要です。例えば8割が視聴者で2割が配信者のプラットフォームを考えた場合に、VRやフルトラッキングを使うのは全体の2割にすぎないのだから対応は後回しでいいだろうとすると、この判断は正しいとは言えません。
なぜならば、2割の配信者の配信の質を高めることは残りの8割の視聴者層にも訴求する対応になるためです。
つまりデバイス対応は単純な利用者人口だけでなく、そこにいるユーザーコミュニティの関係性もよく理解した上で判断しないといけないということになります。
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